名探偵コナンゼミは2021年4月に「まなびwith」がリニューアルして開講された小学館の通信教育です。しかも「まなびwith」の前は、「ドラゼミ」「ぷちドラゼミ」。いずれも幼児向けの教材も展開されていました。メインキャラクターがドラえもんから江戸川コナンくんに変わり、小学生向けの教材として認識されています。そのため、コナンゼミは、年少さんや年中、年長など小学校未就学児でも利用できるのか?気になる方もいることでしょう。
※こちらで紹介している情報について、今後、変更になる場合もありますので、詳しくは公式HPで確認下さい
名探偵コナンゼミが用意しているコースは、幼児コースがなく、小1~小6年生のコースのみなので、小学生だけを対象とした通信教育になります。前身であるまなびwithでは、幼児コースがあり2021年10月22日をもってまなびwithへの新規入会受付が終了しているため幼児は受講できないようになっています。
ただ、名探偵コナンゼミは、小学生向けとして位置づけられているもの、年齢制限が設けているわけでもありませんので、未就学児のお子さんも利用することも可能です。年少さんでも、年中さんでも、年長さんでも申込みして入会することができるというわけですね。
コナンゼミは他教材と比べても応用問題が多いといった口コミが見られます。基本と応用が2:1の割合で出題されますが、全問題30%が応用問題というのは、他の通信教育と比べても多いとのことです。
小学1年生の4月号では、算数では「数字を書く」という基本から、足し算・引き算・図形・文章問題、国語は作文までと難しい問題が詰まっています。一歩リードした学びをさせてあげたい親御さんは、小学生になる前の先取り学習として検討してみるのも良いかもしれませんね。
●コナンゼミは思考力を鍛える問題がいっぱい
●名探偵コナンゼミは、基本問題でもしっかり考えないと解けない問題が多いので、じっくり考える癖がつきやすいです。
●普通のワーク教材よりかなりハイレベル
●工夫された良問が多く、基本問題も応用問題も理解しやすい良問が多かったです。
●応用問題は、他の通信教育と比べてもかなり難易度が高いと感じました。
上記の口コミコメントからみても、かなりレベルの高い教材であることが伺えます。そのため受講レベルの目安は以下のように考えられます。
コナンゼミは、ワークブック中心の教材で、そのなかには、難しい問題や書く学びが多いので、机に集中して向かう習慣がない子や、読み書きがまだできないお子さん子には無理があるかもしれません。まだ、早いかな?ついていけるかな?不安な親御さんは、まずは、「1週間分のおためしワークブック」で試してみると良いかと思われます。
また、年長さんでなくても、年少さん、年中さんでも受講レベルの目安に達していれば、利用することもできますが、なかなかそういった子は少ないと思われますね。
『名探偵コナン』のアニメのストーリーを楽しみながらナゾを解くナゾトキコースは、小学校低学年、高学年向きの2コースを用意しています。ひらめき+知識を使って問題をクリアしていく楽しさが体験でき、親子で一緒に取り組むこともできます。小学生に必要な「プログラミング的思考」の問題もあり、幼児からでも楽しみながら取り組めるようになっています。
小学生向けのコナンゼミの通信教材は、応用問題が多く、他社と比べて難しい内容ですが、小学生限定されているわけではないので、何歳からでも入会できます。しかし、お子さんの発達度合いや、理解度に応じて入会するのが適切かと思われます。受講レベルに達していないお子さんに無理やり学習させることで、勉強が嫌いになってしまうことも考えられます。
そこで、通信教材ではなく、親子一緒に遊び感覚で学習の土台の基礎を育むことができるナゾトキベーシックコース(小1~小3)の検討もしてみると良いでしょう。